緊急企画:RENDEZVOUS BOX 3・17 発売!?


2月25日の曽我部日記でついにその全貌が明らかになった「RENDEZVOUS BOX」。作業現場にまで出向いた、我々ライヴブログ取材班にとっても全く寝耳に水な内容で関係者一同、衝撃が走っている。当BLOGとしてもこの「RENDEZVOUS BOX」をよりみなさんに楽しんでもらうために今回は特別企画を用意。ボックスには九段会館の映像がDVDで、地方公演の様子がCDで収録されているようだが、今回、九段会館以外の地方公演の動画をダイジェストで公開する。DVDとして発表されるツアー最終日の九段会館までの道程をここで御覧いただきたい。そして今回、コンサートを行った各会場について、曽我部との関りを”ほんのちょっとだけ”検証してみたいと思う。
福岡 天神イムズホール
*写真はリハーサル風景。
おしゃれなファッションビルの中にあるこのホールは曽我部が、当日のMCでも言ってるように、サニーデイ時代に鈴木慶一さんと一緒に一度出演している。これはイヴェントでの出演だったが、この翌年の2000年7月6日、FM福岡開局30周年記念として、サニーデイ・サービスはこのホールでワンマンライヴをやっている。曽我部はそのことをすっかり忘れていたようで、イムズホール終演後、我々取材班に対して「(ワンマンやってるなら)言ってよ〜!」と責められてしまった(笑)。
広島 横川シネマ
ご存知のように、2006年に曽我部はここで弾き語りライヴを行っている。今回、ランデヴーバンドの演奏をもっとも至近距離で見ることができた会場でもあり、そのレトロな空気感とランデヴーバンドの融合が印象的であった。
*横川シネマ前のランデヴーバンド。
大阪厚生年金会館芸術ホール
ここは歴史あるホールであり、以前は”大阪厚生年金会館中ホール”という名称だった。そんな”中ホール時代”のほぼ40年前である1969年。この舞台では伝説の「ジャックス」が演奏(「ジャックスCD BOX」に収録)、30年前の1978年には大滝詠一氏がコンサートを行った。ちなみに大滝氏はこの時、アルバム「ナイアガラ・カレンダー'78」を全曲演奏、バックミュージシャンはなんと、鈴木慶一さんだった。そして、30年後の2008年、曽我部恵一がこのホールでアルバム「サニーデイ・サービス」を全曲演奏し、2月には鈴木慶一さんをプロデュースしたアルバム「ヘイト船長とラヴ航海士」を発表・・・・・う〜ん、なんかスゴイ。

 ↑ 「芸術ホール」の舞台でウッドベースをセッティング中の伊賀さんとPAの片さん。
名古屋ダイヤモンドホール
昨年、ソカバンがここでホフディランとタイバンしたばかりだが、以前はサニーデイ・サービスもよくここでやっていた。このホールは1992年に改装される以前は「雲竜ホール」といい、数々のロック・ミュージシャンが演奏してきた(シュガーベイブやセンチメンタルシティロマンス等もライヴをやったことがある)。ここも歴史ある場所なのだ。

 ↑ 2003年9月、ダブルオー・テレサとの初ツアー時のダイヤモンドホールでのライヴ写真。
九段会館
ツアー最終日に選ばれたこの会場、10年前の1998年、サニーデイ・サービス若松孝二監督のジョイント企画「新宿マッド'98」というイヴェントが懐かしい。これはその時の九段会館サニーデイ・サービスが演奏してる様子。

で、10年後のランデヴーバンド(リハーサル風景)

なんだか感慨深いものがありますねぇ.....